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声のボリューム

カモミールママさんが紹介していた、『ADHDとアスペルガー症候群』(司馬理英子 他著)を日本に滞在中に手に入れ、読みました。すばらしいです。子どもの問題行動はパニックであり、それは不安から発生するので、不安がないように環境を整える。そのための具体的な案がいくつか紹介されています。

その中で最近取り入れたことは

声のボリュームに関するテクニック

LLは視覚優位タイプなので、話しかけても聞いていないことも多いし、聞こえたとしても聴いていない。

話し声も人が周りにいようがいまいが、関係なく大きいし、狭いスペースでも大きな声でしゃべるので周りの人は本当に迷惑。問題は、本人が独り言であっても大きな声でしゃべっていると気づいていないし、「LLの声が大きすぎる」といわれることやいわれる状況がどういうことなのかわかっていないこと。

なので、クレヨンで絵にしてみました。LLを中心に放射状にちょっとずつ間隔をあけて人をあらわす○を描き、一重目の人に届くくらいの範囲を青に塗り、「青い声」としました。その次は二重目の人たちに届く範囲を緑で「緑の声」、その外側は人がいるところもいないところも含めて大きな範囲で赤に塗りました。それが「赤い声」。

ちょうど金曜日に担任の先生から「教室で独り言さえも大きくて・・・どうしたものか」と言われたので、すかさずこの方法を先生にもお願いしておきました。「LLの声が大きくて困るときは、今赤い声になっているから青い声で話しましょう」と。いきなり独り言をやめさせるのは難しいというか、本人がパニックになってやめられなくなるので、とりあえずはボリュームダウンを指導してもらうことにしました。先生も、「なるほど!それはいいアイデアね!」と言ってくれたのでよかったです。いちおう、日本語のADHD/自閉症の本に書いてあったとも伝えておきました。そのほうが説得力もあるかと思って。

実はそのとき、LLのサポートティーチャーが実際に学校に来るのが4学期(9月から)になってしまうことを、先生から聞きました。先生もかなりショックだったようです。彼女は本当に勤勉な先生で、オーストラリアでは珍しく「プロ教師」なんです。だからLLのこともよくケアしてくれています。LLによって自分の、優秀であるべきクラスが乱されることはやっぱり辛いだろうな、と先生に同情します。なので、これからも先生に少しでも気持ちよく仕事をしてもらえるよう、日本語の本で勉強して、いいアイデアはどんどん先生に伝えたいと思っています。オーストラリアはADHDや自閉症の子どもたちも多いし、研究も進んでいますが、大手の本屋さんでもこの分野の「親向け、教師向け」の本は非常に数が少ないです。日本はアメリカの研究が日本語に翻訳されて本が手に入りやすいし、アメリカで勉強なさった医師も出版してくださっていて、親にとっては本当にありがたいですね。


今日はAnzac Day(毎年4月25日)の振り替え休日でした。明日からこの方法を先生に使ってもらえるといいな。
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プロフィール

わらた

Author:わらた
ラヴレゴ君&ファミリー
ラヴレゴ君::2002年4月、大阪生まれ。11ヶ月でオーストラリアへ。頭の中はいつもLEGOだらけ。部品を見たらどのプロダクトかわかるほど。コレクション数も多いけれども創作もすごい。算数に強い。
小さいときから超個性的でしたが、それが生きる上で問題になり始めた7歳半、ADHD+ODD,のち、ASDと診断され、治療を開始しようというところです。
2010年1月から小学校3年生(NSW州)。

わらた::ラヴレゴ君の母。わけあって一人で子育てしている、ワーキングマザーです。

ラヴフィッシュ君::2006年6月、豪州NSW生まれ。ラヴレゴ君の弟。魚(見るのも食べるのも)と機関車トーマスが大好きで、ジグゾーパズルが得意。とってもおちゃめな3歳児。

ダディ::ラヴレゴ君の父。元主夫。やんちゃな子ども達から離れて、只今きままなシングルライフ満喫中。

埼玉のおばあちゃん::ラヴレゴ君の祖母。1年に2回以上、ひとりでオーストラリアに来てくれます。

我が家のおススメ

Lovelegoまたは私のハートをつかんだおススメたちです。
☆LEGO Agents Aerial Defence Unit エージェント 空中防衛ユニット

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